どっこいしょニッポンがグッドデザイン賞を受賞しました!
どっこいしょニッポンが2026年度グッドデザイン賞を受賞。生産者と学生をつなぎ、日本の畜産を盛り上げてきた活動の歩みを振り返ります。
もくじ
このたび、どっこいしょニッポンが2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。
今回の受賞は、これまで共に歩んできた生産者の皆さん、学生の皆さん、そして関係者の皆さまと積み重ねてきた活動が評価されたものだと、私たちは受け止めています。
「日本の畜産に恩返しがしたい」から始まった活動

どっこいしょニッポンは、日本全薬工業株式会社(ゼノアック)が2016年に「日本の畜産に恩返しがしたい」という思いから、「日本の畜産を応援するWebメディア」としてスタートしました。
畜産の魅力を「食」という側面だけでなく、そこで働く人たちの思いや暮らしにも目を向け、「畜産に生きる」という一人ひとりの生き方を伝えてきました。
活動を続ける中で、全国各地の生産者の皆さんとつながり、そして未来の畜産を担う学生たちともつながってきました。
コロナ禍から生まれた「農校アカデミー」

しかし2020年、コロナ禍によって人と人とのつながりが分断され、同時に、学生たちにとってかけがえのない学生生活の中で得られるはずだった経験や学びの機会も失われていきました。
そんな状況に危機感を抱き、手探りの中で始めたのが「農校アカデミー」です。
農校アカデミーでは、オンラインで全国の学生同士をつなぎ、コロナ禍によって直接会うことが難しくなった生産者の皆さんとの交流の機会をつくりました。少しでも学生たちの経験や学びにつながればという思いから始めた活動でしたが、その後も地道に続け、これまで20回以上開催することができました。
「今度は、みんなと直接会いたい」

そして、ようやくコロナ禍が明ける頃、オンラインでつながってきた学生たちから、「今度はみんなと直接会いたい」という声が少しずつ大きくなっていきました。
その声から生まれたのが、初めて対面で開催した「リアル農校アカデミー」です。
リアル農校アカデミーでは、学生と生産者の皆さんが一緒になって畜産の未来を考え、もっと良くしていくためのアイデアを真剣に語り合いました。
「好き」を素直に話せる場所

そこで改めて感じたのは、畜産が好きな人同士が集まり、その「好き」を思いきり表現できる場の大切さです。
普段は自信を持って話せなかったことも、ここでは素直に話せる。自分の思いに共感してくれる仲間がいる。
そんな心理的な安心感こそが、ここで「つながる」ことの大きな価値なのだと思います。
こうした体験を通して、畜産に対する思いが、学生だけでなく生産者の皆さんの中でも、少しずつ確信へと変わっていく。その姿を見ることができたことは、とても感慨深く、私たち自身も活動への手応えを感じた瞬間でした。
畜産との関わり方は、ひとつじゃない

一方で、これまで活動を続ける中では、「畜産が好き」という思いを持ちながらも、さまざまな事情から畜産の道へ進むことを諦めてしまった学生たちにも出会ってきました。
生産者になることだけが、畜産に関わる方法ではありません。
企業で働くこと、研究すること、商品をつくること、地域をつくること。畜産との関わり方には、もっと多様な選択肢があるはずです。
畜産が好きな人が、それぞれのかたちで畜産に関わり続けられるように。
キャリアの多様性や、一人ひとりに合った畜産との関わり方を学び、考え、つながる場として、活動は現在の「畜産に生きる会議」へと進化してきました。
これからも、日本の畜産を盛り上げるために

これからも私たちは、活動を始めた当初から大切にしてきた「日本の畜産を盛り上げる」という思いを忘れずに、私たちだからこそ畜産業界にできることを、一つひとつ形にしてまいります。
これまで活動に関わってくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
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