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【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介

畜産に生きる会議2026 プログラム紹介

「畜産に生きる会議2026」で実施した20のプログラムを一挙紹介。カンファレンス/スタディ/コミュニケーション/ミライカフェの4ルームで繰り広げられた、生産者・学生・企業による学びと交流の記録です。

もくじ

カンファレンスルーム:生産者や企業、専門家によるセッションを聞く

カンファレンスルームでは、プログラムごとに設けられたテーマについて、ゲストスピーカーにお話いただきました。

【格付け以外で選ばれる未来がすぐそこに?これからの和牛が選ばれるための価値とは?】

トップバッターは飲食店や消費者から“選ばれる”和牛生産者、鳥山牧場(群馬県)鳥山真さん、髙梨牧場(千葉県)髙梨裕市さん、神戸うすなが牧場(兵庫県)碓永芳輝さん、三重加藤牧場(三重県)加藤勝三さんに、これまでの和牛評価の基準である格付けとの向き合い方、格付けにとらわれず、ほんとうのおいしさを求めてきた背景や取り組みについてお聞きしました。

【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介

【ブランド豚の作り方】

生産から加工販売まで行う久慈ファーム(岩手県)久慈剛志さん、生産と6次化商品販売を行う平野養豚(千葉県)平野恵さん、臼井農産の豚肉直営店として加工販売のみを行ううすいファーム(神奈川県)小杉大樹さん。ビジネスモデルの異なる3社が、広告宣伝を行わずどのように自社ブランドのファンを増やし、育ててきたのかをお話しいただきました。

【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介

【畜産業をめぐるホットトピック3選】

公務員獣医師として、現在は持続可能な環境にやさしい畜産業を広める業務に携わる農林水産省 畜産局総務課 畜産総合推進室 川上司さん。これから畜産業界を目指す学生のヒントになる、日本で畜産・酪農に取り組む意義についてお話いただき、「脱炭素化」「アニマルウェルフェア」「輸出促進」という、今畜産の現場で注目される3つの話題を国の立場からご紹介いただきました。

【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介

【ヨーグルトは、まだ進化できる。〜食文化が照らす酪農の未来〜】

日本のヨーグルトの歴史はわずか100年ほど。これまで3500以上のヨーグルトレビューを書いてきた“ヨーグルトマニア”、一般社団法人ヨグネット 代表の向井智香さんに、保存食としても人々の生活を支えてきたモンゴルのヨーグルト文化を紐解きながら、日本の酪農の未来につながるヨーグルトの可能性を探っていただきました。モンゴルの乾燥ヨーグルトの汎用性の高さに驚きました。

【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介

【人が辞めない牧場には、理由がある。〜メンタルヘルスとエンゲージメントから考える、これからの牧場経営〜】

小林農産(栃木県)の代表・小林翼さんと臨床心理士の酒井真依子さんの対談。専門家である酒井さんから近年注目の集まる働く人のメンタルヘルスや組織への信頼・働きがい(ワークエンゲージメント)の重要性についてご紹介いただきながら、小林さんが畜産の現場で日々実践している、働きやすい牧場の環境づくりとこれからの課題についてお話しいただきました。

【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介

【「牛が好き」の先にある、これからの酪農】

朝霧メイプルファーム(静岡県)の丸山純さんと、酪農専門の経営情報誌デーリィジャパンの前田編集長が、この10年の変化を振り返りました。国が政策として農場の規模拡大を推奨してきた矢先に起きたコロナ禍、続く円安、ウクライナ情勢による経費高騰で深刻な状況に直面する酪農業界に今後求められる経営、未来を担う学生へのメッセージをお聞きしました。

【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介

【学生プレゼン大会!】

カンファレンスルームのトリは、学生プレゼン大会。神奈川県立相原高校、神奈川県立中央農業高校、埼玉県立熊谷農業高校、栃木県立矢板高校の皆さんに、日頃取り組んでいる活動や研究内容を発表するとともに、未来の畜産への思いを伝えていただきました。また、これらの発表を受けて、コメンテーターの生産者の方々からも学校と現場をつなぐ大きなヒントとなるコメントをたくさんいただきました。

【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介
【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介
バイオ炭の研究を進めてきた栃木県立矢板高校の大貫くんには、年間約7000トンの糞尿処理に向き合ってきた鳥山牧場(和牛)の鳥山真さんから、「一緒に県庁へ行こう!」と激励の言葉も飛び出しました
バイオ炭の研究を進めてきた栃木県立矢板高校の大貫くんには、年間約7000トンの糞尿処理に向き合ってきた鳥山牧場(和牛)の鳥山真さんから、「一緒に県庁へ行こう!」と激励の言葉も飛び出しました
株式会社ヒラノ(養豚)の荒井直樹さんからヒラノ賞が贈られたのは、農場HACCPの認証取得を目指し、衛生管理の壁にぶつかりながらもチャレンジする埼玉県立熊谷農業高校
株式会社ヒラノ(養豚)の荒井直樹さんからヒラノ賞が贈られたのは、農場HACCPの認証取得を目指し、衛生管理の壁にぶつかりながらもチャレンジする埼玉県立熊谷農業高校
平野養豚(養豚)の平野恵さんからは、畜産に携わる女性を増やしたいという思いを込めて、養牛部の女子部員7名で発表してくれた神奈川県立相原高校へ平野養豚賞が贈られました
平野養豚(養豚)の平野恵さんからは、畜産に携わる女性を増やしたいという思いを込めて、養牛部の女子部員7名で発表してくれた神奈川県立相原高校へ平野養豚賞が贈られました
三重加藤牧場(和牛)の加藤勝三さんから贈られたのは、「我々がメーカーから聞いて“高いシステムやな”とか思っていたようなAI技術のアプリを、軽々と自分たちで開発してしまった」神奈川県立中央農業高校
三重加藤牧場(和牛)の加藤勝三さんから贈られたのは、「我々がメーカーから聞いて“高いシステムやな”とか思っていたようなAI技術のアプリを、軽々と自分たちで開発してしまった」神奈川県立中央農業高校
「産業動物もアニマルセラピーにつなげたい」と伝えた熊谷農業高校には、朝霧メイプルファーム賞、“牛乳は愛”Tシャツも贈られました
「産業動物もアニマルセラピーにつなげたい」と伝えた熊谷農業高校には、朝霧メイプルファーム賞、“牛乳は愛”Tシャツも贈られました

カンファレンスルームのセッションの様子は、YouTubeのアーカイブでご覧いただけます。

スタディルーム:畜産の仕事や自分の将来に向き合う

スタディルームではテーマごとに講師が入れ替わりながら、畜産の現場のことを学んだり、自分自身の進路について見つめていきます。

【獣医学博士が教える! 牛の観察入門】

【牛の行動を制限するものは何か?】

ゼノアック 獣医学博士の佐藤薫さん、松田簾さんによる講義。家畜の小さな変化に気づく力は、実習指導の質を高めます。家畜のプロ、ゼノアックの職員がこれまで現場で培った経験と学術的な見地で、牛の見方や観察のポイント、行動原理などをわかりやすく解説いただきました。

(※本講義はプログラムの関係上、コミュニケーションルームで行われました)

【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介
【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介

【ミライノカイパートI ブレない自分づくり ~モヤモヤの正体を知り、揺るがない軸を見つける~】

人はなぜ他人やSNSに流されたり、様々な感情に心が乱されるのか。臨床心理士の酒井真依子さんが、日々繰り返される「モヤモヤの正体」を、脳の性質や心理学理論をもとに解き明かします。“信念は新たに作るものではなく、すでに自分の中にあるもの”という視点から、揺るがない軸の考え方を教わりました。

【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介

【ミライノカイパートII 等身大の私で描く、未来へのロードマップ[ワークショップ]】

ワクワクする未来は、今の自分とどうつながるのか、キャリアコンサルタントの坂井明美さんとともに、自分の人生を振り返りながら自身の心の内を覗き込み、目指したい未来・なりたい自分への具体的な道筋を可視化させていく個人ワーク。

【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介

【あなたならどの牛を選ぶ?~ゲノミック評価で挑む次世代の牛づくり~】

家畜改良事業団の鈴木悠里さん・大野栞さんが、家畜のDNAを直接読み解く新技術「ゲノミック評価」の仕組みを、やさしく解き明かします。従来の育種価との違いや、生まれてすぐに一頭ずつの資質を見抜く強み、Webサービス「G-Eva」を使った牛群管理の実際を通して、これからの畜産を担う学生に求められる力についてお話しいただきました。

【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介

【酪農現場で年間200個以上の改善アイデアがスタッフから生まれる仕組み】

朝霧メイプルファームでは、現場スタッフ主導で現場の改善が生まれる仕組みが確立しています。その数、年間200個以上。提案は気軽にLINE(LINE WORKS)で。LINEグループには日々スタッフ誰かの提案が上がり、話し合い、即実践に移されている朝霧メイプルファームのスピード感とその秘密を、現場スタッフ歴10年の長谷川育江さんに公開していただきました。

【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介

【小林農産はなぜ1日で平均乳量40リットルを超える生産性を維持できているのか?】

乳量は酪農において経営に直結する重要な指標です。全国の1日平均乳量が約25〜30リットルとされるなか、小林農産はその数値を遥かに上回る平均40リットルの乳量を維持し続けています。その大きな理由は、「牛が健康であること」。その秘訣を、現場スタッフの芦田裕也さんが、全従業員へ実施したアンケートの回答から解明してくださいました。

【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介

【畜産GROW:次世代リーダーに求められる条件】

こちらはスポンサー企業に向けた、タナベコンサルティングによるアカデミー。事前に受けていただいたExecutive KARTE(経営者適性診断)から、自身の現在地(適正や特性、スキル、判断基準)を可視化することで経営者・経営幹部としての今後の成長ポイントを掴んでいただく、実践的な学びの場にしていただきました。

【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介

【農業を、憧れに。】

「作り手が報われる社会」を実現するブランディングを目指すクリエイティブアローズ代表の乳井俊文さんが、青森のりんごを使った商品で、世界に誇る「文化」の発信に挑戦するCRAZY CIDER代表の水口清人さんと対談。大きな未来をゼロから描き、歩みを進めるおふたりの「農業・畜産が未来の憧れになる可能性」をテーマにしたワクワクするお話を聞かせていただきました。

【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介
【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介

コミュニケーションルーム:生産者や牧場スタッフ、業界関係者と気軽に話そう

コミュニケーションルームでは、学生や生産者、牧場スタッフ、関連企業・団体などさまざまな人たちが気軽に会話し、意見交換ができる場を提供しました。

【生産者さん、牧場スタッフさんになんでも聞いてみよう!】

酪農からは小林農産さん、朝霧メイプルファームさん、友夢牧場さん、和牛生産の髙梨牧場の髙梨裕市さん、三重加藤牧場の加藤勝三さん、養豚のヒラノさん、養鶏のトマルさんにご参加いただいた交流プログラム。時には学生が自身の悩みを打ち明け、それに対してみんなが相談に乗るといった場面も。

【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介
5つ星ホテルのシェフに選ばれる和牛生産者、髙梨牧場・髙梨裕市さんは、この日1日会場のあらゆる場所で引っ張りだこ
5つ星ホテルのシェフに選ばれる和牛生産者、髙梨牧場・髙梨裕市さんは、この日1日会場のあらゆる場所で引っ張りだこ
ひよこのぬいぐるみを抱くのは、養鶏のトマルさん。「あまり知られていない養鶏企業での働き方について少しでも知ってもらえたら」
ひよこのぬいぐるみを抱くのは、養鶏のトマルさん。「あまり知られていない養鶏企業での働き方について少しでも知ってもらえたら」

【学生交流会〜大学生に進路や生活のことなどリアルな話を聞いてみよう!】

ここでは麻布大学、東京農業大学、宮崎大学の皆さんに、これから進学を考える高校生たちに、学校の様子や研究内容、受験の話、進学した先で畜産についてどんな学びがあるのかなど、リアルなお話をしていただきました。

麻布大学は獣医学部動物応用科学科の水野谷先生の研究室チームで参加
麻布大学は獣医学部動物応用科学科の水野谷先生の研究室チームで参加

【My Vision, My Dream ~さぁ、夢を語り合おう~】

学生同士が夢を語る自己開示プログラム。自分の思いや心の中にある不安も声に出してみることで、何かが動き出す感覚を掴んでもらったように思います。「選択肢を作る研究者になる」「畜産を支える仕組みを作る」「酪農に関する獣医になる」「佐賀牛をもっと有名にする」など、皆さんが伝えてくださった夢への思いに、“夢の見届け人” 三重加藤牧場・加藤勝三さん、平野養豚・平野恵さんも大きく心を動かされた様子。熱い時間となりました。

【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介
声に出すって勇気がいること。でもその勇気が、きっと自分を後押ししてくれる
声に出すって勇気がいること。でもその勇気が、きっと自分を後押ししてくれる

【どう売る?モンゴルのフリーズドライヨーグルト】

ヨーグルトマニア・向井智香さんが体験したモンゴルのヨーグルト文化のお話は、袋詰めされたドライヨーグルトが積み上がる市場の様子やそれらが作られる工場の様子など、とても興味深いものでした。後半では、実際にモンゴルのフリーズドライヨーグルト「TugsBio」を試食し、これを日本で販売する場合のプロモーション戦略(ターゲットや価格、販売スポットなど)をみんなで考える、おいしく楽しい内容でした。

【畜産に生きる会議2026】これからの畜産業界に飛び込むための20のプログラムをご紹介

ミライカフェ:将来の選択肢が広がる、企業ブース

ミライカフェには、畜産に生きる会議2026の開催を支えてくださる企業ブースが並びました。

楽しみながら働く選択肢を広げてもらいたいという思いで、企業のお話を聞くと豪華賞品が当たるガチャガチャが回せるラリー方式に。

たまごに関する楽しいクイズと映像でアプローチする養鶏企業、たまご&カンパニーさん
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家畜改良事業団さんのブースはかわいいノベルティと皆さんの笑顔が印象的
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青森県つがる市を救うジェラート「農家の刺客」が試食できるクリエイティブアローズさんのブース
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動物医薬品メーカーのお仕事について紹介するゼノアック
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生産者さんからのおいしい特賞が大当たりして、この笑顔
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