【牛男子②】趣味はスポーツカー!ワイルド牛男子登場!でも、その素顔は意外に……!? 【松阪牛編】 | どっこいしょニッポン

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【牛男子②】趣味はスポーツカー!ワイルド牛男子登場!でも、その素顔は意外に……!? 【松阪牛編】

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三重加藤牧場・明和牧場で働く加藤勝三さん

三重県多気郡明和町の(株)三重加藤牧場・明和牧場で働く加藤勝三さん。

もともとは三重県四日市市で父親が社長を務める(株)三重加藤牧場にて働いていましたが、昨年の2月にこちらの牧場購入を機に、4月より松阪牛の肥育農家に。

 

 

牛と仲良し!加藤さんの松阪牛育成

三重加藤牧場・明和牧場の加藤さんと牛

ここで加藤さんが育てているのは松阪牛。

松阪牛は雌牛だけの銘柄牛であり、求められるのはきめ細やかな肉質。四日市牧場時代とは、用いる餌や飼養方法も大きく変わります。

牛をブラッシングする加藤さん

松阪牛をブラッシングやマッサージする加藤さん。まるで牛とコミュニケーションしているようです。

「ここでの牛飼いは、まったく新しい挑戦でした。」と、加藤さんは言います。

 

 

牧場なのに、「臭くない!」

牛の手入れを行なう加藤さん

人が働きやすい環境作りや、牛が暮らしやすい環境を作るために色々な取り組みも行っています。

加藤牧場にいる牛

加藤牧場では、独自の飼養管理により”ハエや臭い”の問題が少なくなりました。

松阪牛では、1マスに牛1頭という飼養形態をとっている所が多いそうです。

天然原料を主体とした飼料添加物

また、臭気対策に効果がある天然原料を主体とした飼料添加物を用いる工夫もしています。

これらのおかげで、牛舎内の臭いはほとんど感じません。土日になると近所の家族連れが遊びにくるというほど。

 

趣味は車!仕事の合間には、サーキットへ

車をいじる加藤さん

加藤さんの趣味は車。

大学時代から好きで良く乗っていたそうですが、現在は運転技術を磨くためにドリフトの練習会に参加し、実際のサーキットでも走っています。

 

愛車トヨタ・86(スポーツカー)と加藤さん

こちらは現在塗装中の愛車、トヨタ・86(スポーツカー)。

 

車はあくまで隙間の時間にいじる程度。朝夕あわせて6時間ほどみっちりと牛に関わる時間の合間に、趣味を楽しんでいるご様子。

車をいじる加藤さん

「練習はしまくってますけど、エンジンは特にいじってないので見せるのが恥ずかしいです。」と、照れ笑い。

86をサーキットに運ぶためのトラック

こちらは86をサーキットに運ぶためのトラック。

トラックと加藤さん

ちなみに、86で公道を走ると「捕まります(笑)」とのこと。

 

 

自分磨きも怠らない!ボルダリングで肉体づくり

加藤牧場の加藤さん

スポーツマンの加藤さんは、学生時代はずっと野球をやっていました。社会人になってからは四日市市で男女混合バレーボールのチームを作り、多気郡に移り住んだ現在も続けています。

 

最近始めたのがボルダリング(ロープなどを使わないクライミング)。

三重県内に次々とジムができているそうで、加藤さんも3ヵ月前から通い始めています。

全身運動でインナーマッスルが鍛えられ、「いままでなったことのない場所が筋肉痛になります」とのこと。

皆で共有できる小さな達成感、あと少しで届きそうといった感覚――そういった「ちょっと感が良い」んだとか。

 

 

家庭菜園に、音楽に。多趣味な加藤さん

自宅兼・事務所にいる加藤さん

「去年暑かったので、今年はグリーンカーテンを」と、自宅兼・事務所で家庭菜園もしています。ゴーヤ、サツマイモ、カボチャを育て中。

タンバリンと音楽機器

音楽活動をしている友人に頼まれて、音楽ライブにタンバリンで参加した経験も。今まで楽器の経験はなかった加藤さんですが、

「ドリフトも気持ちが高ぶるんですけど、音楽はそれ以上だったかも。興奮して一晩寝られないくらい」と強烈な刺激になったそうです。

 

 

そんな加藤さんの結婚観とは?

事務所にいる加藤さん

現在独身の加藤さん。

来年(平成29年)には30歳になりますが、「年齢や勢いで結婚する気はない」ときっぱり。

「フィーリングや感覚が合えばオッケーです。自然や動物に恵まれた環境が好きで、地域に馴染める人がいいなと思います。仕事に関しては本人がやりたいことをやってくれればいいなと思います。」

 

「あ、でも、だから結婚できないのかな笑」と話す笑顔がとってもチャーミング。

牛舎にいる加藤さん

でも募集中です!(2016年8月取材時)

三重加藤牧場・明和牧場の加藤勝三さん
 

※こちらの記事は、肉牛ジャーナルとの連動です。

三重加藤牧場

みえ かとう ぼくじょう

〒512-1201 三重県四日市市上海老町1972
TEL 059-326-3030
FAX 059-326-3050

この記事を書いた人肉牛ジャーナル

月刊「肉牛ジャーナル」は、牛を考え牛飼いを思う専門情報誌。(株)肉牛新報社よ り昭和63年に創刊され、全国の肉牛農家の方々に向けて、牛の飼養管理や、和牛の血 統、最新の研究成果など、専門的な情報を発信し続けている。 http://www.nikugyu.sakura.ne.jp/

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