仕事とプライベートを両立。福田牧場が考える酪農の楽しさ
この記事の登場人物
福田 正幸福田牧場
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福島県の会津美里町にある福田牧場。
代表の福田正幸さんはお父さんの後を継いで就農し、2009年に今の場所に牛舎を建てました。約80頭を奥様の祐子さんとおふたりでみながら、新規就農者などを受け入れたり、祐子さんは移動式カフェ「おぎくほ舎"みるくや ふくちゃん"」を展開したりと、人との関わりを大切にしながら幅広く活躍しています。
そんなおふたりは、周囲からはかなり忙しそうに見えますが、実は驚くほどプライベートも充実させているとのこと。今回は正幸さんに、その秘密を伺いました。
もくじ

休みを取って海外旅行にも。大切なのは、メリハリのある働き方
「酪農の主な仕事は、毎日の搾乳と餌やりです。朝は早く、6時から9時まで働いて、その後夕方は6時から夜まで働きます。朝の仕事を終えてから夕方までの日中帯は他のことができるので、私はその時間を有効利用して趣味も充実させていますよ。時々、酪農のヘルパーさんに依頼して牧場を任せ、海外旅行に行くこともあります。逆に、働く日は日中もみっちり予定を入れたりと、メリハリを大切にしています。」
作業動線を改善することで、仕事効率を大幅にアップ!
正幸さんはプライベートの時間をしっかりと確保できるよう、仕事の効率をとても重要視しています。そういった視点で、牛舎を建てる時から意識したのが「作業動線」だといいます。



「作業動線とは、人が自然に動くときの経路のこと。例えばその動線上に物があると、流れが滞り、作業効率が落ちてしまいます。逆に、”物のついで”という言葉がありますが、ひとつの作業をして、その流れで“ついで”に別の作業ができるような動線になっていると、作業効率も上がり、なおかつ仕事も快適になります。酪農では人と牛が関わるので、それぞれの動き方を組み立てて、お互い無駄のない動きでスムーズに仕事をできるように設計しました。」
「酪農はツライ仕事」というイメージを変えるために。楽しい日々をSNSに綴る

正幸さんは、自身のSNSでも日々充実したプライベートの様子をアップしています。それにも、酪農のイメージを良くしたいという思いがあるのだそうです。

「世間では『酪農は辛い仕事』と思われがちですが、そういったイメージを作り上げたのはもしかすると酪農家自身なのかもしれません。実際、常に牛舎にいて牛と長い時間接することを良しとする酪農家さんもいると思います。しかし、ポイントを押さえてしっかりと世話をしながらプライベートを充実させることは決して悪いことではありません。私は酪農の魅力として、自由時間を有意義に使えるという部分も伝えていきたいので、SNSではあえて仕事の話は出さず、日々の心踊るエピソードを発信しています。」

生き生きとした正幸さんと祐子の表情を見れば、酪農に対するイメージが変わる人も多いはず。
「俺仕事嫌いだから。(笑)」と笑い飛ばす正幸さんでしたが、仕事もプライベートと同じように楽しんでいることも…もちろんこの表情から、わかりますよね。

福田牧場

- 営業時間:要問合せ
- TEL:0242-54-3184
- 定休日:要問合せ
- アクセス:福島県大沼郡会津美里町荻窪字中村14
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