特集 たまごソムリエ 友加里の「NO EGG,NO LIFE !!」
この記事の登場人物
友加里たまごソムリエ
【たまごソムリエ友加里特集⑥】友加里の直伝!たまご料理がもっとおいしくなる魔法のレシピ
朝ごはんに欠かせないたまご料理。でも、いつも同じは飽きちゃいますよね。そこで今回は、いつものたまご料理がワンランクアップする絶品たまご料理レシピをご紹介します!
もくじ
気分はモンサンミシェル!いつものオムレツをふわふわスフレ風に
いつものオムレツを格段にレベルアップしてくれるのが、こちらのレシピ。フランス西海岸にあるモンサンミッシェルの伝統料理「スフレオムレツ」をイメージしました。きめ細かいたまごの泡が、お口に入れたとたんにシュワーととろけていきます。
【材料】
・たまご 1個
・お酢 小さじ1
・塩 ひとつまみ
・砂糖 ひとつまみ
・ケチャップ(メープルシロップや練乳もおすすめ)
【作り方】
①たまごを白身と黄身に分けましょう。ペットボトルの空気を抜いて卵黄だけをそっと吸い上げるようにすると、きれいに分けられます。
②卵白にお酢を加えて泡立てます。少し泡立ってきたら、塩と砂糖を加えてさらにしっかり泡立てましょう。
③2のボウルに黄身を溶いてから加え、卵白の泡をつぶさないように混ぜ合わせます。
④フライパンにバター(分量外)をいれ、③を流し込みます。
⑤フタをして弱火できつね色になるまで焼きます。
⑥お皿に移しながら半分に折ります。
⑦ケチャップをかけて、完成。
【友加里のイチオシ調味料!】
オムレツにかけるケチャップにこだわってみるとGOOD!例えば、高知県や和歌山県、大分県などには独自のブランドケチャップを販売する農場や地元企業が。生産地によって味も風味もちがうので、いろいろ試してみると楽しいですよ!
見た目も鮮やか!食べて楽しい!たまご焼きdeサンド!
いつものたまご焼きにいろいろな具材を詰めて、オープンサンド風に。たまご焼きを作ってからカットし、上から具材を詰めるだけなので簡単!見た目がとっても綺麗なので、朝食はもちろんお弁当やパーティーにおすすめです。
【材料】
・たまご 3個
・水溶き片栗粉 大さじ2
・塩 ひとつまみ
・砂糖 ひとつまみ
-具材-
・イカニンジン
・ツナコーン
・ピクルス
・梅干し
・クリームチーズザーサイ
・オクラ塩昆布
・カニカマ
・たくあんマヨ七味
【作り方】
①たまごを溶いて、水溶き片栗粉、塩、砂糖を加えます。
②キッチンペーパーにサラダ油(分量外)をしみこませて、フライパンに油をひきます。
③お玉1杯程度のたまご液をフライパンに流し入れ、固まってきたら下から上にたまごを集めて芯を作ります。
④さらに油を引いてたまご液を流し込み、手前にくるくる巻いていきます。これをたまご液がなくなるまで続けましょう。
⑤焼きあがったら、キッチンペーパーにとって形を整えます。
⑥たまご焼きをカットして、それぞれの中心に切り込みを入れます。
⑦それぞれに具材を詰めて完成です。
【友加里のイチオシ食材!】
中に入れる具材はお好みでOK!今回ご紹介した中でもイチオシなのは、私の地元、福島県名産の「イカニンジン」!スルメイカとニンジンを甘辛く味付けしたイカニンジンは、たまごにとってもよく合うんです。ほかにも、クリームチーズザーサイやピクルスといった変わり種もおすすめ!いろいろ試してみると楽しいですよ!
濃厚な黄身とフワフワ白身で新食感!エアリーTKG!
私が「世界中の人に食べてほしい!」と思うほど大好きなのが、TKGこと、たまごかけごはん。もちろん、普通にたまごを溶いてごはんにかけるだけでも十分おいしいですが、ちょっと時間のある朝はこんなふうにエアリーTKGにしてみては?ふわふわの食感は、今までのTKGとはまったく違う不思議な美味しさです!
【材料】
・たまご 1個
・ご飯 1人前
・塩 ひとつまみ
・青ネギ 適量
【作り方】
①たまごを黄身と白身に分けます。オムレツのレシピでご紹介した方法をここでも使っています。
②ボウルに白身と塩を入れて、ふわふわになるまで泡立てます。
③泡立った白身をご飯の上にかけて、黄身を真ん中に落とし、青ネギを添えたら完成です。黄身を崩しながら召し上がれ。
【友加里のイチオシ調味料!】
仕上げにかけるお醤油にこだわるのもおすすめ!お醤油って、産地によって味も風味も異なります。例えば、関西の薄口醤油を使えばあっさり、九州の甘醤油を使えばコクのある味わいに。
いつものたまご料理がちょっとの工夫でワンランクアップ!
いかがでしたか。
朝食の定番メニューたまご料理も、こんなふうにちょっと工夫するだけで見た目も味も食感もまったく違うものになります。少し早起きした朝には、ぜひ挑戦してみてくださいね。