3人の酪農家が話す「父親との関係」。事業承継の体験談「意識を変えることで楽になる!」
この記事の登場人物
切替 宣充切替牧場
この記事の登場人物
丸山 純(有)朝霧メイプルファーム
この記事の登場人物
木原 智也木原牧場
先日、読者の方々に親子間の事業承継に関する実態調査アンケートを行いました。
結果(https://dokkoisyo.jp/live/5778/)を見ているとどこの家庭にも同じような「親子承継問題」がありそうな様子。そこで一人で辛い気持ちを抱える人たちにも何かのヒントや解決の糸口になればいいなと、事業承継問題を乗り越えた(乗り越えつつある)生産者3名がYouTubeにて「親子感の事業承継の本音に迫る」WEBトークライブ【酪農編】を生配信(2020年9月3日)。その模様をお届けします。
もくじ
出演者紹介
司会:丸山純(まるやま・じゅん)さん
静岡県富士宮市。朝霧メイプルファーム3代目。loTや最新設備の導入など、最先端の酪農を実践し、約450頭を抱えるメガファームの経営を親子二代で営む。今年、34歳で代表取締役に。著書に「こうすれば農場はもっとうまく回る」(デーリィ・ジャパン社)。
●朝霧メイプルファームInstagram
●丸山さんTwitter
ゲスト:切替宣充(きりかえ・よしみつ)さん
千葉県袖ヶ浦市。切替牧場3代目。9年前に事業承継を完了。穏やかな表情ながら、かつて丸山さんとお酒を飲んだ際には、お父様の事業承継時の話を涙ながらに語ったという、心にアツい炎を抱く男。41歳、5人の子のパパでもある。
ゲスト:木原智也(きはら・ともや)さん
北海道・厚岸町。木原牧場4代目。酪農学園大学卒業後、1年間のドイツ研修を経て実家へ。以前は親子間の関係に悩むことが多かったが、最近は距離感を掴むことで、その関係性にも変化が生まれ始めた。現在25歳、次世代を担う、愛されキャラ。
●木原牧場Instagram
●木原さんTwitter
どっこいしょニッポンのアンケート結果について
どう思いますか?
Q1. 事業承継はスムーズにいったか?(いきそうか)
はい 65%
いいえ 35%
65%という結果は良い方じゃないかなと思います。私の肌感としてはもっとみんな苦労しているような気がしますね。何をもって“うまくいった”とするかにもよりますが、トラブルや揉めることなくバトンタッチができた人たちというのは、20%もないくらいじゃないかなと思います。
僕もそんなもんだと思います。結果的にうまくいったんだと思うんですが、そこに至るまでには、苦しんだ方々も多いんじゃないかな。
僕もこの結果は意外でしたね。全国の牧場を見に行くことがありますが、みんな何かしら問題があったり、親子間でうまくいかなくて辞めちゃったという方もいらっしゃいます。もしかしたらうまくいっていない人って、アンケートにも答えたくないんじゃないかなと思ったりもして(笑)
たしかにね(笑)
Q2. 事業承継がうまくいかないと思う理由を教えてください。
1位 経営理念が合わない
2位 いつまでも子供扱いをする
3位 完全に経営権を渡さない(渡したくない)
>>「1位 経営理念が合わない」という点について
まず第1位に上がっている「経営理念が合わない」という部分に関して、切替さんはどう考えられますか?
これは酪農業界の構造的な問題じゃないかなと思っているんです。「指定団体制度」って素晴らしい制度で、酪農家が生産に専念できる体制なのでこれは非常にありがたいんですが、逆に言うと対外的な交流を止めてしまっているんですよね。
他の第一次産業の場合は生産者が消費者の方に直接物を売るということもあると思うんですが、酪農の場合はそれがほとんどなく、牧場の中から一歩も外に出ず生産活動ができてしまう。それが結果的に思考回路を固め、「俺はこうやってきたんだ」というプライドになって、問題を生み出している部分もあるのかなと思います。
>>「2位 いつまでも子供扱いする」という点について
この部分、木原くんはどう考えますか? やっぱり親子という関係は、なかなか変わらないですよね。
そうですね。社長と従業員という関係ではありますが、どこまでいっても親父と息子という関係でもあって。本当は僕がやりたい仕事…自分ではできると思っている仕事も「お前にはまだ早い」とか言って任せてもらえないということはありますね。
上司と部下ではあるんだけど親子の関係のままでもあるので、機会を与えてもらえないということはありますよね。
>>「3位 完全に経営権を渡さない」という点について
これ、僕この気持ちはよくわかるんですよね。自分たちの親の世代って、すべてゼロから築き上げた人たちだから、自分の城みたいな感覚ですよね。もちろんおじいちゃんが創業者ではあるんだけど、規模を大きくしたのは親の世代で。その思い入れは半端ないんじゃないかなと思うから。
そうですよね。うちも創業はおじいちゃんで、戦後に乳牛を一頭飼ったことで始まって。でも父親がパイプラインとか搾乳システム自体を大きく変えたし、父親はじいちゃんの背中を見て、小さい頃から後を継ぐと決意して農業高校にも行ったし、どこにも就職することなく継いでるんですよね。だから僕みたいに会社員経験をした後、実家を継ぐなんて突然言い出すような息子には継がせられるかと思ったかもしれないですよね。
回答を見ていると、兄弟経営も難しそうですよね。
木原さんって、兄弟はいるの?
僕は姉ちゃんと兄ちゃんがいて、三兄弟の末っ子です。
僕は姉ちゃんと妹がいて、男は1人だったんです。
じゃあ、継ぐなら切替さんが、っていう感じだったんですか?
うん…でも僕は中学生くらいから「継がない」というスタンスでした。
僕もそうでした(笑)
僕も姉が2人いて僕が長男。どこかに“いつかは継ぐのかな”という気持ちがあったので、自由に自分の好きな仕事をしてこられたのかなとも思ったりはするんですけどね。
「対等な話し合いにならない」というコメントもありますが、これはまさに僕もそうでした。結果的には今その問題は乗り越えたんですが、最初僕が「増築したい」と言った時はかなり反対されました。「償還もなく、現状維持でやっていれば儲かるのに、なぜわざわざ投資する必要があるのか」と。
これはどこも「あるある」なんでしょうね。
切替宣充さんの親子間エピソード
~ぶつかり合っていた日々が鮮やかなバトンタッチで一変
私は酪農を継ぐつもりはなく、大学に進学して一般企業に勤めたんですが、どこかで自分の血が騒ぎ始めたんですね。このまま勤めるよりも、自分で事業をやりたいなと思って、安易な考えで実家に戻ったんです。だから酪農のことに関しては本当に無知で、乳すら搾ったことなかったんです。
酪農家の先輩には、「酪農家の長男が搾ったこともないなんて考えられない」って言われましたけど(笑)。何もわからないからいろんな人に聞いて、それを実践してみようとすると、父親から「何を聞きかじったことやってるんだ、俺が経営者なんだから黙ってろ」と言われて。本当にぶつかって大変でした。
それはすごい共感できます。僕も23歳まで牛を触ったこともなかったんです。
そうだったんですか。
搾乳は腰が引けていて、牛が蹴りそうになったら「ヒャ!」って逃げていたくらい(笑)。最初の搾乳ではストレスでお腹壊しましたからね。
ただ、自分も切替牧場を良くしていきたいという思いの中、衝突を繰り返しながらやっていたんですが、最後、事業承継の時に、親父は「俺は口も出さねぇ、手も出さねぇからな!」と啖呵を切ったんです。これから喧嘩が始まるんじゃないか!? と思うような気迫で、僕に渡してくれたんです。その瞬間にね、「俺が責任者になるんだな」って自覚したんですよね。それまでは自分が経営改善の思いを親父にぶつけていたけど、これからは自分が判断しないといけなくなるんだなって。
それができる親父さんって本当にカッコいいですよね。
本当にね、これをやってくれた親父には本当に感謝しています。感謝してもしきれないというか。いつもこの話をすると感情がたかぶって涙が出ちゃうんだけど。親父が65歳になる時で、それまでは「ゆくゆくは」という風には言われていたけどそれがいつになるかはまったく言われていなくて。たぶん親父の中では決めていたんでしょうね。
木原智也さんの親子間エピソード
~こちらが距離感を掴むことで衝突を回避
親父からは「継がなくていい」と言われていて、兄貴も僕も継ぐ気はなかったんです。でも高校生の時、これからどうしようかと考えて、実家の牧場がこのままなくなっちゃうのはもったいないと思って。そこで酪農学園大学に行って、1年間ドイツ研修に行かせてもらったんですが、僕も実家の仕事はまったくしてこなかったので、実家の牧場のことを一番わかってなかったんですよね。そんな状態で自分の理想ばかりが膨らんで帰って来ちゃったので、「どうしてこうしないんだ?」って気持ちが強くなって、親父にぶつけてしまいました。
今は距離感が掴めてきたので、穏やかになったんですが(笑)。自分のやりたいことと親父がやってきたことのギャップには苦しみました。
具体的にはどんなことでぶつかったの?
ドイツから帰って来た時に、低カルなど分娩の疾病がすごく多かったんです。そこをなんとか直したくて、獣医さんにも相談して乾乳から変えて行ったんですが、そこで「何勝手にやってるんだ?」ということになって。結果的に牛の状態は良くなったんですが、何かを変えようとするとどうしても金がかかるから、難しいですよね。
職場によっていろんな関係性の問題があると思うんですが、僕らの場合は親子だからこそうまくいかないってことがあると思うんですよね。血が繋がっているからこそ意地になってしまうとか。切替さんは、何か張り合ってしまったなということってありましたか?
挙げたらキリがないくらいあります(笑)。親父に何か提案する時に「先輩から聞いた」とか「獣医さんが聞いた」と言ってしまうと、先輩や獣医さんが直接話すとすんなり受け入れられることでも、「お前に言われる筋合いはない」ってことになっちゃうんですよね。
いやぁ~そうですね。それは本当によくわかります。
僕もわかります。親父に何か提案をしようとする時って、無意識に「俺のことを認めてくれよ」という気持ちが働いて、マウントを取ろうとしてしまっているような気がするんですよね。きっと僕も他人の上司に提案するなら、「こんなことを考えてみたんですが、ちょっと考えてみていただけませんでしょうか?」と控えめにお伺いを立てるのに(笑)
たしかに、そうだよね(笑)
丸山純さんの親子間エピソード
~就農2年目、人生初のネパール旅行で洗礼
▲お手製フリップで話しはじめる丸山さん
就農して2年目のことなんですが、自分なりに慣れない仕事を頑張っていたので、昔から憧れていたネパールに行こうということで、2ヶ月分の休みを合わせて8日間の休みを取ったんですね。
すると羽田へ向かう新幹線の中で親父から電話があったんです。出たら、「お前入力業務ミスってたぞ、全然仕事できてないじゃないか、そんなに浮かれて遊んでていいのか」と説教されて。なんでこれから楽しもうって時にそんな気持ちを落とすようなことを言うんだと、その時はマジで携帯を持つ手が震えました(笑)
それから四川省で辛い麻婆豆腐を食べても全然味がしないし、チベット行っても怒りは収まらない。3日目にネパールに着いたんですが、空港出たら、野良牛が道路にいっぱいいて、生ゴミ食べてたんですよ!
へぇー!
それがめちゃくちゃ衝撃的な光景で、一気にテンション爆上がりして、その後のネパール旅行はめちゃくちゃ楽しくなったんですけど(笑)
良かった良かった。
でもこれも後から振り返ると、2年目で浮かれて仕事がおざなりになっていたかもしれないなとは思うんですよね。
それは親父さんの気持ちもわかるなと思いますね。僕は毎年家族旅行に行くことにしているんですが、旅先でも、必ず「牛は大丈夫かな」って心配してしまってるもんね。だから自分の子供がもし継ぐとかなった時には、僕も親父さんと同じセリフを言っちゃうかもしれない(笑)
視聴者の方からの質問にも
ご回答いただきました。
Q. 親子関係で、自分が変わったなと思った瞬間はいつでしたか?
僕は息子が生まれて意識が変わりました。1歳になるんですが、息子が継ぐかどうかはわからないですけど、同じ思いはさせたくないので、この牧場を継ぎたいと思ってくれるように、次の世代に自分がどんな背中を見せていけるか考えていきたいと思ったんです。
あと、結構言い合いをしていた時期にはツイッターで親父のことを書いちゃったりしていたんですが、そうするとDMなどで「もっと話し合った方がいい」とか「和解すれば?」と言ってきてくれる人がいるんです。でも、絶対に話し合いにはならないんですよね。だから、親父の愚痴を口に出すのはやめました。
それはいいことだね。
ため込むというわけではないんですが、口に出したところで周りの人にはわからないし、空気も悪くなるし。何十年とやってきた親父の自負もわかってきたし、お互いがギリギリコミュニケーションを取れる距離感をわかってきたというか。
酪農業界って、世代交代が急に行われるんですよね。他の世界なら10歳年下の中間管理職的な人がクッションになってくれて、下の世代に繋ぐと思うけど、この世界は、社長と平社員が急に一緒に働くようなもの。だから僕は、その問題の原理は何かと客観的に考えるようにしました。別に父親が意地悪とかではなく、そういうもんなんだと理解すれば、少し気持ちが楽になるというか。
そうですよね。別に親父は僕をいじめてるとかではく、大元の目的は同じですもんね。
僕、以前に切替さんがおっしゃっていた「人づてに褒めよう」という言葉がすごく好きなんです。
それはありますね。外で誰かの悪口を言っても自分の徳を下げるだけだし、これほど悪いことはない。家族のこともそうだし、父親のこともそうだし。正直事業承継するまでは、親父の良いところを探そうと思っても「探せねぇな」っていう感じだったんだけど、もうそのバトンタッチがあまりにも潔くて、カッコ良かったから、本当嬉しかったし、感謝していて。だからその気持ちを地域の組合でも話すようになったんです。自分の口から直接は絶対に言えないから、回り回って、誰かが父親に言ってくれるかもしれないし(笑)。そうしているうちに、自分のマインドも変わってきたというのはあるかな。
丸山さんが事業承継の参考にしたオススメ本
悩んでいる時は、理不尽さなどで頭がいっぱいになって冷静に考えられなくなる。そんな時に少し客観的に自分を見つめ直させてくれる本をご紹介
■「私とは何か-「個人」から「分人」へ」平野啓一郎(講談社現代新書)
「マチネの終わりに」で知られる芥川賞作家の本なんですが、「分人」というのは関わる人たちによって変わる自分のことを言っていて、「分人」という考えをすることで楽になるよと話されています。例えば友達と一緒にいる時と家族の前でいる自分とでは全然違いますよね? 人は誰と一緒にいるかで、どんな自分で接するかを自然と使い分けているんです。本来は職場と家庭では全然違う自分でいるはず。僕らはそれが一緒になっているから、混乱やいさかいが起こっているんじゃないかと思うんです。だから何かを決定したり話し合ったりする場合は、日程を決めて、薬メーカーの担当者や餌のメーカー、獣医さんなど他人に入ってもらうようにすると冷静に話せるんじゃないかなと思います。
■「星野佳路と考えるファミリービジネスの教科書」星野佳路(日経BP)
星野リゾートの星野社長も事業承継ですごく悩んで苦しんでこられたらしいんです。お父さんとうまくいかなくて会社を辞めてしまって。最終的には強靭な手段での対立的な事業承継を経験し、お父さんを追い出すような形で継がれました。今はライフワークとして事業承継をうまくやろうという活動をされているんですが、僕はそのお父さんとの関係性に後悔の念があるのかなと思って…。前半は事業承継をうまく進めるための論理的な手法が、後半はカルビーやキッコーマン日本の名だたる企業の社長が家族間の事業承継をどう乗り越えて解決してきたかが書かれています。そう考えると中小企業の酪農家だけでなく、どこの業界でもぶつかる壁なんですね。
最後に。今まさに事業承継に悩んでいる方に、
アドバイスをお願いします。
僕は父親との関係が今日明日で急激に良くなるなんてことはないと思うんです。ただ、同じ酪農を生業とする仲間に伝えたいことは、“いずれ変わる”ということ。それは自分もそうだし、親父さんもそうだから。だから絶対に続けて欲しいです。
僕は27で就農して、32で事業承継を受けましたが、それまではずっと本当にパトカーか救急車が来るぞというくらい仲は良くなかったんです。でも事業承継されてから、さっきも話したとおり、親父の潔さに感謝して、それを周りにも言うようになって、自分の気持ちもどんどん変わってきました。ここで家族を養って行けるのは、少なくとも親父がおじいちゃんからバトンを受け取って走り続けて、僕まで渡してくれたからで。それが本当にありがたいなと思うんです。それに餌屋さん、薬屋さん、獣医師さん…いろんな方々と良好な関係を築いてきてくれたことに助けられている部分もあります。財産って、牛舎と牛だけじゃないんですよね。今まで事業を続けてきてくれた“信用”という部分もあって。それは承継するまで気づかなかったことです。だからとにかく辞めないでもらいたい。続けて欲しい、いずれ変わるから!
あと、外で親父の悪口は言わない! 言うにしても言葉を和らげること! …かな。
酪農業を更地から始めるのって本当に難しいから、僕らは本当に恵まれてるんですよね。酪農家の戸数は今15,000軒を切ったんですよね。だから一番大切なことは周りのサポートだと思います。もし地域で悩んでいる人がいたらサポートしてあげるというのも大事だし、SNSで誰かが悩んでいたら、サポートしてあげることも大事だし。
それ、本当に大事だと思う。どうしても仕事が忙しくてローカルで集まって話をしてしまいがちだけど、SNSとかオンラインを使えば、こうして繋がれるわけだから! 今日なんて、静岡県と北海道と千葉県が繋がってるからね。15,000軒は切っちゃったけど、熱い志を持った酪農家はたくさんいるから、そういう人たちと繋がっていくことはすごく大事だと思います。
正直まだ僕も実家に帰って来て3年目で道半ばですが、やっぱりなんやかんや仕事をさせていただけるということは恵まれていると思うんですよね。もちろん何か言われた時は腹も立つんですが、一度立ち止まって、「親父は自分の力でやってきたからそう言うんだろうな」と考えるようになりました。
これまでは「親父を越そう」とか思っていたんですが、やっぱり親父のやってきたことを全部変えるとか塗り替えてやろうというのは良くないなと思って。共存というか…親父をうまく使えたらいいのかなって。今僕はその段階です。
牧場を継続したいという気持ちは共通しているわけだからね。きっと視聴者の方の中には、悩んでいる最中の方もたくさんいらっしゃると思うし、「仲良くしなきゃいけない」と正論を言われたら気持ちが追い詰められるかもしれない。だから僕は、必ずしも仲良くしなくてもいいと思うんです。そのかわり、木原くんが言ったように距離感を取って、自分の領域を作ったらいいのかなと思います。例えば乾乳は、僕の仕事だ、みたいな。
戦う、という意識はやめた方がいいですよね。
本当に、そうですね。
そうして実績を作れば、お父さんも認めてくれるかもしれないし。そこは戦わず、同じ志を持った仲間でやっていきたいですね。
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