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「うずらLOVE!」が込められたスイーツ。

  • #乳製品
  • #六次化

この記事の登場人物

三浦 忠雄
株式会社 室蘭うずら園
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「室蘭うずらのプリン」や「うずらんプリン」シリーズ、さらに「うずらんアイス」に「うずらんかすていら」。

うずら卵を使ったバラエティ豊かなスイーツが道内外で大人気の「株式会社室蘭うずら園」。甘~いおいしさ作りの現場にお邪魔しました。

臭みのないすっきりしたうずら卵は、スイーツ作りにぴったり。 

同社のスイーツ工場は平成25年に新設されたばかり。虫の侵入を防ぐドアシステムや菌を排出しない外壁パネルなど、工場の衛生管理に余念はありません。取材陣も入念な手洗いやカーペットクリーナーで身支度を整え、エアシャワーを通っていざ工場内へ。

「当社のうずら卵は一般的なものに比べて臭みがなく、すっきりした味わい。スイーツ作りにぴったりの素材です。そのヒミツは餌の原料や配合なんですが、作り方はそれこそ企業ヒミツです(笑)」と代表の三浦忠雄さん。

加えてプリンやカステラ、アイスに使う牛乳はすぐお隣の酪農家から仕入れているとか。こだわりのうずら卵と北海道のフレッシュミルクが素材ですから、おいしいという評判があちこちから聞こえるのもうなずけます。

最新加工機械+手づくりが生み出すおいしさ 

「とはいえ、食材が良いだけではおいしいスイーツは生み出せません。当社は最新の加工機械を導入し、プリンをふんわりトロリと蒸したり、カステラをしっとり焼き上げたり、パティシエ顔負けの食感や食味を生み出しています」

こう聞くとオートメーション化された工場を思い描きますが、うずら卵のカラを割るのも、プリン液を調合するのも人の手。一つひとつの商品が丁寧に作られているから、食べる人に「おいしいものを届けたい」という思いが伝わるのです。

工場のスタッフにほんの少しお話をうかがったところ、印象的な答えが返ってきました。

「僕らは食品製造業のような印象を持たれますが、基本的にはうずらの生育と採卵を中心とする農家です。スタッフ全員が加工だけでなく生産に携わるからこそ、うずらに対する愛着も人一倍。丁寧に育てて健康な卵を産んでもらう…この気持ちを忘れてはいけませんね」

なるほど、スタッフがうずらに全力の愛情を注ぐからこそ、こんなにおいしいスイーツが生まれるのですね。

ここ最近、農場の入口付近には赤を貴重とした愛らしい直売所がオープン。「うずらんプリン」や「うずらんかすていら」など、自慢のスイーツがズラリとそろっています。数々のおいしさに込められた、スタッフの「うずらLOVE!」を感じてみてはいかがでしょうか?

株式会社室蘭うずら園

http://www.uzura.co.jp/ 

  • 営業時間:9:00~17:00 直売所営業時間:10:00~16:00
  • TEL:0143-55-6677
  • 定休日:要問合せ
  • アクセス:北海道室蘭市石川町282-5

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