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ふかふかベッドが超快適!美味しさにも直結する健康的な飼育環境。

この記事の登場人物

町屋 裕二
浅野農場(直営店スマイルポーク)
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昭和48年に創業し、北海道当別町で養豚業を営んでいる浅野農場。当別町は札幌市の隣町であるものの道内屈指の豪雪地帯であり、そのふんだんな雪解け水を活かした米どころとしても知られています。

養豚業と言うと、土の地面やコンクリートの地面を駆け回る豚たちの姿を思い浮かべるかもしれませんが、浅野農場の豚舎の床には、ふかふかのモミガラが90センチもの厚さで敷き込まれています。

90センチもの厚みで敷き込まれたモミガラバイオベッド

米どころならではの資源を活かした「バイオベッド」という飼育方法だと説明してくれたのは総務部長の町屋裕二さん。

「豚を育てる環境として大切なのは、スペースにゆとりをもたせて密飼いをせず、事故や怪我のリスクを少なくすること。うちの豚たちはモミガラの上を駆け回ったり、潜り込んだりして遊ぶことが大好きで、足を滑らせて怪我をするようなことがほとんどありません」

またモミガラが深く、ズブズブと埋まってしまうため、移動をするたびに足腰が鍛えられるのだそう。

「モミガラで遊んでいるうちに運動量が多くなり、身のしまった肉に仕上がるというメリットもあります。モミガラは発酵すると熱を保つので、豚舎内は冬でも温か。糞で汚れたモミガラはすぐに新しいものと入れ替えて衛生管理にも気を配っています」

糞とモミガラは堆肥となり、自社農場で活用。毎年大量のモミガラを鋤き込んだ畑は野菜栽培に最適だそう。

▲自社農場は保有し、アスパラやとうもろこしなどの栽培を行っている

「この畑で取れるアスパラは、他ではなかなか見られないくらい大きく育ち、太さが500円玉くらいあるものが毎年採れるんです」

ハイレベルな育成環境にだけ与えられる日本SPF豚協会認定を毎年更新!

近年の養豚業は「病原菌との戦い」と言っても過言ではありません。浅野農場の豚たちは徹底した防疫管理のもと、農場内に外部からの病原菌を持ち込まない工夫が施されています。

「豚舎への立ち入りは基本的にスタッフのみに制限するなど、感染経路をできるだけ少なくすることで豚たちを病原菌から守っています。うちは全国でも特にハイレベルな健康状態を維持できているため、無駄な病気の被害に遭わずに済み、ワクチンや抗生剤などの投薬量を極端に抑える事ができるんです」

また浅野農場は豚の慢性疾病を排除し、健康な豚を飼育する生産者として日本SPF豚協会の認定も毎年更新。さらに厚生労働省が進める衛生管理基準である農場HACCPの認証も受けています。

ピッグコンフォートを追求し、徹底した品質管理のもとに育てられる浅野農場のスマイルポーク。

「SPF豚は安全・安心であることはもちろん、健康的に育っているからこその美味しさも、きっと実感してもらえるはずです」と語る町屋さんからは、育てた豚への愛情と絶対的な自信が伺われました。

浅野農場(直営店スマイルポーク)

  • 営業時間:9時~17時
  • TEL:0133-22-4129
  • 定休日:水曜日
  • アクセス:石狩郡当別町対雁10