“たまごやのリッツカールトン"を目指す!山田ガーデンファームのこれまでと現在 | どっこいしょニッポン

“たまごやのリッツカールトン”を目指す!山田ガーデンファームのこれまでと現在

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山形県の母なる川、最上川の源流がある山形県置賜(おきたま)盆地は、飯豊(いいで)連峰の伏流水と清らかな風の流れに包まれています。
元気でおいしいたまごを産む鶏を育てるには、まさに最高のロケーション。
その豊かな自然環境を背景に、山田ガーデンファームは極上のたまごをつくり続けてきました。

 

始まりは、ひよこ売り。山田ガーデンファームがたまご販売に至ったきっかけ

山田ガーデンファーム

▲山形県置賜地方の豊かな自然のなかにある山田ガーデンファーム

山田ガーデンファーム山田浩樹社長

▲山田ガーデンファーム二代目 山田浩樹社長

山田ガーデンファームの母体である山田鶏卵の創業は1956年。当時は、ひよこの販売を行っていたとのこと。その後、1960(昭和35)年にたまごの販売を開始し、1965(昭和40)年からはたまご販売専門農場となりました。

創業当時から、たまごは日本人にとって唯一ともいえる自給自足できるたんぱく源でした。我が家でも毎日、たまごを食べていました。そんなある日、ひよこだけじゃなく、たまごも一緒に売ってみたらいいんじゃないかと、先代の社長が思いついたのが、たまご販売の始まりでした」と、山田社長は当時を振り返ります。

 

山形県産の新鮮なたまごを、より早く、より安全に食卓へ

山田ガーデンファームのたまご3㎏

▲山田ガーデンファームのたまご3㎏(約50個)が入ったファミリーパック

創業当時、山形県内における鶏卵専業の農場はそう多くありませんでした。

山田ガーデンファーム二代目 山田浩樹社長

県外産のたまごを毎日食べていることに少しばかり悔しさを感じていた」と山田社長はいいます。
たまごの命は、安心・安全とともに、新鮮であること。しかし、県内の近場の農場で生産されたたまごが県民の食卓に並ぶのは、めずらしいことだったのです。

また、山田社長は、産地では売れずに余ってしまっているのに、消費市場では品不足しているという矛盾が不思議でならなかったそう。

その後、山田鶏卵は1975(昭和50)年に法人化。
コメの生産と販売も始める一方で、たまごについての流通システムの革新と商品の質の向上に取り組み、『良質のたまごをより早くより安全に食卓へ』を経営理念として掲げてきました

山田ガーデンファームのオフィス

▲山田ガーデンファームのオフィス

2005(平成17)年には、飼育管理から飼料管理まで自社で責任を持って行えるようにと、山田ガーデンファームを設立しました。
さらに、2012(平成24)年には直営カフェ「ufu uhu garden(ウフウフガーデン)」とアンテナショップ「ufu ufu farm(ウフウフファーム)」をオープンさせています。

直営カフェとアンテナショップ

▲山田ガーデンファーム敷地内には、直営カフェとアンテナショップが

直営カフェ「ufu uhu garden(ウフウフガーデン)」

▲直営カフェ「ufu uhu garden(ウフウフガーデン)」

山田ガーデンファームのたまごを使った料理

▲山田ガーデンファームのたまごを使った料理やスイーツが味わえる

アンテナショップ「ufu ufu farm(ウフウフファーム) 」

▲カフェに隣接されたアンテナショップ「ufu ufu farm(ウフウフファーム) 」

オリジナルグッズなどを多数販売

▲たまご関連商品やオリジナルグッズなどを多数販売

農業の六次産業化が叫ばれる昨今ですが、山田ガーデンファームでは、六次化という言葉が出来る以前から、第一次産業としての養鶏と二次産業としての良質なたまごの生産、そしてそれらの製品をおもてなしの心で提供する第三次産業の融合に取り組んできたのです。

※ウフウフガーデン・ウフウフファームについては、近日公開予定の「おいしいたまごで”ウフウフ”笑顔に!スイーツ&カフェ「ufu ufu garden」をお読みください。

 

「たまごやのリッツカールトン」を目標に、さらなる美味しさを追求

たまご屋のリッツカールトン
「半世紀以上にわたって安価に良質なたんぱく源を国民に供給し続けてきたことは、鶏卵業者にとって大きな誇りになっていると思います。しかし、私たち鶏卵業者は、おいしさについてもより一層追求していかなければなりません」と、山田社長はいいます。

そんな山田社長の考えのもと、山田ガーデンファームでは、「たまごやのリッツカールトンを目指して」という目標を掲げています。

リッツカールトンとは、ホテル業界において世界一のホスピタリティを誇る、あの「ザ・リッツ・カールトン」のこと。

「リッツカールトンが掲げる『真の気遣いや素晴らしい製品・サービスをお届けすることで、確固たる利益に貢献します』という言葉に深く感銘を受けました。そこで私たちは“たまごやのリッツカールトン”を目標に掲げ、上質なたまごをご提供し続けることで、お客様のニーズにお応えしようと、日々精進しています」

このような理念は、鶏の飼養やたまごの生産と流通から、直営カフェ「ufu uhu garden」やアンテナショップ「ufu ufu farm」の運営に至るまで、山田ガーデンファームのすべての工程に生かされています。

安全・安心でおいしいたまご、そしてカフェやショップで見られるお客様の笑顔は、その賜物なのでしょう。

山田ガーデンファーム

▷山田ガーデンファームのその他の記事はこちらから

山田ガーデンファーム

http://www.yamada-egg.com/

  • 営業時間:ー
  • TEL:0238-42-5611
  • 定休日:ー
  • アクセス:〒992-8555 山形県東置賜郡川西町大字大舟字蟹沢1875‐1

●農場使用羽根数 97,000羽 

この記事を書いた人中村 恵二(なかむらけいじ)

昭和29年山形県生まれ。法政大学経済学部卒業。地方私鉄バス会社に勤務のあと、ライター・編集者として独立。観光や介護などホスピタリティビジネス関連を中心に、農業・食品・外食など、広いジャンルでの業界研究に取り組んでいる。主な著書に、『最新旅行業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本』『最新農業のしくみがよ〜くわかる本』(いずれも秀和システム刊)、宝島ムックなどがある。

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