大志を抱く若者たちが集う、上士幌の年間搾乳量NO.1牧場。 | どっこいしょニッポン

大志を抱く若者たちが集う、上士幌の年間搾乳量NO.1牧場。

このページを印刷する

北海道ではNo.1、国内農業法人でも五本の指に入る乳量を生産する北海道上士幌町の有限会社ドリームヒル。同社には北海道の酪農業界を担う若者のほか、海を越えてやってきた海外の技術者なども働いています。

 

 

社員は家族の思いに心打たれて有限会社ドリームヒルの牛舎

平成15年、雪害に見舞われた4軒の酪農家の結束で誕生した生産法人ドリームヒル。乳牛飼育頭数300頭でのスタートでしたが、年々経営規模を拡大し、現在年間の搾乳量は2万tを超えるに至っています。

ドリームヒルの牛舎の外観

この大規模経営を支えているのが、若き牧場スタッフたち。現在同社には小椋代表ら経営陣のご子息や地元出身の若者、さらにベトナムとの技術交流の架け橋ともなっている技術者など、総勢50名の方々が働いています。

有限会社ドリームヒルの小椋代表

「社員は家族という考えから、スタッフの大半が正社員雇用です。上士幌の活性化のために地元からの採用を優先していますが、将来酪農家になりたいという若者、北海道の広大な牧場で暮らしたいという家族も受け入れています」と語るのは小椋代表。

多くの若者が働ける場を創出することで、上士幌への移住を促進し、故郷の人口減少の歯止めにしたいという考えも抱いています。

「私自身が上士幌の出身。故郷が疲弊していくのを、だまって見ているわけにはいかないからね」

 

若者たちが将来の夢を描ける舞台に有限会社ドリームヒルの三上拓人さん

牛舎や哺育舎、育成舎、ふん尿処理施設、ロータリーパーラー…。広大な敷地に立ち並ぶ近代的な施設の間を奔走するスタッフたち。その中の一人、三上拓人さんにお話を聞くことができました。

「出身は小樽です。地元の学校を卒業し飲食業界で働いていましたが、体を使って稼げる仕事がしたいと思い、酪農の世界に。いろんな牧場を比較検討する中で、最終的にドリームヒルに決めました」

お話からも分かるように、当初はビジネスライクな感覚でこの世界に飛び込んだ三上さん。しかし経験を重ねる度にその考えは変わっていったといいます。

ドリームヒルにいる牛

「牧場の仕事は奥が深いんです。相手が生き物ということもあり、毎日違う知識や経験を得ることができるし、それを積み重ねることで仕事への自信も湧いてきます」

入社してまだ7カ月ですが、酪農は一生の仕事と決めているとか。さらに瞳を輝かせ、こういいました。

ドリームヒルの三上さん

「いつかは独立したい。まもなく結婚する彼女と一緒に牧場を経営できたら……そんな夢を抱いているんです」

 

 

牧場の仕事のやりがいを伝えていきたいドリームヒル敷地内の住居施設

ドリームヒルの敷地の入り口には、真新しい住居が4棟ほど建っています。これは海外からの研修生や技術者のために用意した宿舎。こうした住環境の整備をはじめとする福利厚生や待遇の充実にも小椋代表は前向きです。

ドリームヒルの看板

「酪農や畜産がツライ仕事というネガティブなイメージを無くしたいんです。若い人たちが自分の未来を託すことが出来る仕事にするために、働く環境をよりよくしていくことも、この牧場の役割だと思っています」

上士幌の丘で希望にあふれた夢を、という思いが込められた社名「ドリームヒル」。この舞台で描く小椋さんの夢は、まだまだ大きく膨らんでいくに違いありません。

有限会社ドリームヒルの三上さん

 

→「有限会社ドリームヒル」のその他の記事はこちらから。

農業生産法人 有限会社 ドリームヒル

http://www.dreamhill.co.jp

  • 営業時間:要問合わせ
  • TEL:01564-9-2055
  • 定休日:要問合わせ
  • アクセス:〒080-1406 北海道河東郡上士幌町字居辺東7線277番地

この記事を書いた人有限会社シーズ

北海道札幌市で、取材編集やデザインワークに取り組むプロダクション。

インタビューやルポから、各種誌面・webサイトの企画制作などのオシゴトをアレコレと。近々、酒場にまつわる下世話なハナシをまとめた『サカバナ』という本を出版する予定。お買い求めいただいた方から「なにこれ?」と評されること、必至であります。

有限会社シーズ http://www.cs-sapporo.com/

この記事が気に入ったら
いいねしよう!

新着記事をfacebookでお届けします

関連記事